キャットフードに使われる穀物

 グレインとは穀物のことです。
キャットフードの成分でよく見かけるものですが、これが使われているキャットフードはあまりお勧め出来ません。

 というのも、猫は本来肉食なのでそれ以外のものを消化する機能は優れていません。
では何故キャットフードに穀物が使用されているかというと、目的は「かさ増し」です。
要するにメーカー側の都合がもろに反映されている訳です。
でも、考え方によってはフード選びの際真っ先に候補から外せるので、わかりやすいともいえます。
フードの原材料は多く含まれているものから順に表示されている事がほとんどなので、一番最初から「穀物」と表示されているものは、明らかにかさ増しされています。
グレインフリーと表示されているものが、本当に猫の健康を考えて作られているフードと言えます。
それについてはこちらも参考になります。

 しかし、飼い主の立場で言えば、あまりお高いフードをあげる経済的余裕が無いという場合もあります。
現に我が家では多頭飼いの為、全員に高級フードを用意していたら破産してしまいます。
なので、腎臓を悪くしている1匹だけに療養食も兼ねた高級フードをあげていますが、他の猫達にはがっつり穀物入りの安いフードをあげています。
今のところそれで体調を崩す事もなく元気に過ごしています。
個体差があるので、一概には言えませんが中には穀物にアレルギーを起こす猫も居るそうなので、様子を見ながらその子に合ったフードを飼い主の無理の無い範囲で探してあげられると良いですね。
こちらにはキャットフードのサンプルについて書かれていますので参考になると思います。

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